今までほしかったのですが、
なかな購入に至らなかった物があります。
それは、ダイヤルシックネスゲージです。
ちゃんとしたものは、結構な値段です。
また、サイズ的に適当なものが探せませんでした。
最近、monoタロウのサイトをうろうろしていたとき、
ダイヤルゲージのロングストローク版というのを見つけました。
それと、ダイヤルゲージ用のリフティング用レバーというのを売っていることも最近気が付きました。
そこで、倉庫にある端材を使って、
ダイヤルシックネスゲージを作ろうと思いました。
まず材料ですが、ダイヤルゲージです。
ストロークが30mmあるものを購入しました。
特売日を狙ったので3000円以下でした。
ついでにリフティングレバーも購入。
ベースになるのは15mm厚のアルミ材です。
以前リューターを主軸に取り付ける際、
CNCでカットしたのですが、
送りねじがベアリングのところで緩んで失敗した物を使いました。
取っ手は、100均のステンレスバーを使いました。

バンドソーで不要な部分をカットし、
フライカッターで仕上げました。
内側は、エンドミルを使い、手送りで荒取りし、
リューターに、円筒のペーパーを取り付け、
仕上げています。

ハンドル部分は、バイスに丸棒ごと挟み、手で曲げました。
ダイヤルゲージは穴を明けスリットを切ねじで締め付けて固定です。
反対側の受けは、6mmの真鍮の丸棒をセンターに穴を明け、
そこに折れた超硬ドリルのシャンク部分を差込接着しました、
丸棒には外周部分にねじを切り、
固定及び調整ができるようにしてあります。

組み立てて完成です。
途中の工程で、バイスに固定するときちょっと締めすぎたのか、
少しセンターがずれたようですが、誤差の範囲内でしょう。
これでリトフェインを作るときの厚さの測定が簡単に出来そうです。
これだけがっちり作ったつもりでも、
手で押し曲げるように力を入れると100分の2mm程度動きます。
それとリフティングレバーは、20mm分しか持ち上げる事が出来なく、
それ以上は直接手で持ち上げます。